DJI Micのポテンシャルを引き出す外部マイク8選!もっとクリアな音質で最大限活用できる?!

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こんにちは!ハセブロです!

今回は、『DJI Micのポテンシャルを引き出してくれる外部マイク』をご紹介します。

DJI Micについて、こんなお悩みや疑問はありませんか?

  • DJI Micの音質をもっとクリアにしたい
  • DJI Micに外部のマイクを付けて活用したい
  • DJI Micにどんな外部が付けられるの?

DJI Mic外部マイクを付けるとよりクリアな音質で録音することができる場合があります。

でも、どんなマイクが使えるのか知りたいという方もいらっしゃるのではないでしょうか?!

本記事では、DJI Micに僕が持っているマイクを取り付けて運用できるか検証しました。

少しでも参考になれば嬉しいです。

ハセブロ

DJI Micに外部のマイクを取り付けると活用の幅が広がりますよ!

目次

DJI Micとは?

dji mic
DJI Mic

DJI Mic『ワイヤレスで使える軽量・コンパクトなマイク』です。

トランスミッターからレシーバーに伝送した音を、レシーバーと接続した機器で録音・利用することができます。

オープンな場所なら伝送範囲はなんと250m!とても安定したワイヤレスマイクです!

dji-mic
DJI Micのトランスミッター左とレシーバー右

トランスミッターとレシーバーのバッテリー駆動時間は5時間程で、充電ケースがあれば最大15時間は使えるようです!

DJI Micはカメラだけでなく、スマホやノートパソコンなどと接続して使えるので、撮影でもオフィスワークでもバッテリーに心配することなく使うことができますよね!

dji-mic-transmitter
DJI Micのトランスミッター上部ジャック左の穴部分

さらに、トランスミッターの3.5mmジャックに対応するマイクを取り付けて使うことができるんです!

今回は、このマイク用ジャックに色々なマイクをつけて検証した結果をご紹介します。


もし、まだDJI Micを購入していないけどもう少し詳しく知りたいという方は、『DJI Mic レビュー | 次世代ワイヤレスマイクの価値とは…?!』という記事で、詳しく解説しています。


出典:Amazon

DJI Micはしっかり音が収録できるけど…

DJI Micのトランスミッターを首元に固定
DJI Micのトランスミッターを首元に固定

DJI Micのトランスミッターは、軽量・コンパクトなのに胸元や襟のあたりに装着してもしっかり声を拾ってくれます。

これには驚きました!

でも…

  • 環境音も拾いやすい感じがする
  • ローカットONだと声がこもった感じがする
  • 結構環境音が入る

といった懸念もあります。

「もっとクリアな声で収録したい」という場合は、外部のマイクをつけることで解決できますよ!

DJI MicはTRS(3極)とTRRS(4極)どちらに対応?

TRS-plug
35mmプラグ

外部のマイクを装着する時に、互換性が気になりますよね?!

前述した通り、DJI Micは3.5mmプラグのマイクを装着することができます。

そこで気になるのが、TRS(3極)TRRS(4極)どちらに対応しているのか?という点。

TRS-TRRS-plug
TRS3極左とTRRS4極右

互換性などについて、DJIが公式に言及したものは見つけられませんでした。

ただ、今回僕が試したマイクに限って言えば、TRS(3極)とTRRS(4極)どちらのプラグも反応しましたよ!

TRRS-TRS-cable
TRRS4極からTRS3極に変換するケーブル

TRRS(4極)プラグのマイクについては少し不安だったので、TRRS(4極)からTRS(3極)に変換するケーブルも用意しました。

結果的には、どちらでも反応することがわかりました。

ハセブロ

TRS(3極)でも『マイクやプラグによっても反応しないもの』や『接続が不安定なもの』もあるので試してみないとわかりませんね…。

ラべリアマイク

labalier-mic
ラべリアマイク

まずは、検証に使ったラべリアマイク2種をご紹介します。

  • RODE Microphones(ロードマイクロフォンズ) Lavalier GO
  • TASCAM(タスカム) TM-10LB

上記2つです。

一つずつ紹介していきますね!

RODE Microphones(ロードマイクロフォンズ) Lavalier GO

RODE-labalier-go
RODE Microphonesロードマイクロフォンズ Lavalier GO

一つ目は、RODE Microphones(ロードマイクロフォンズ)Lavalier GOです。

RODEは高品質なコンデンサーマイクを手掛けていて、Wireless GO IIなどを展開しているメーカーです。

そんなRODEのラべリアマイクが使えるか、試してみました。

出典:Amazon

Lavalier GOの特徴

Lavalier GOの主な特徴は、以下の通りです。

スクロールできます
項目内容
指向特性無指向性
周波数特性20Hz – 20kHz
出力インピーダンス3k Ω Typical
ダイナミックレンジ83dB(標準)
S/N比67dB
等価騒音レベル27dB(標準)
感度-35dB (17.8mV @94dB SPL)
コネクタタイプ3.5mm端子/TRS(3極)
特徴プラグインパワー方式
駆動電圧TRSソケット(2.7V)から給電
サイズ‎8.3 x 10.2 x 2.8 cm
重量30 g
参考:Lavalier GO

Lavalier GOの検証結果

DJI-mic-labalier-go
DJI MicにLavalier GOを装着

結果は、『◎:問題なく使えました!』

Lavalier GOを使うことで、DJI Micで直接収録するよりも声がよりクリアで、環境音を抑えて収録することができている印象です。

出典:Amazon

TASCAM(タスカム) TM-10LB

TASCAM-TM-10LB
TASCAMタスカム TM 10LB

次に、TASCAM(タスカム) DR-10Lに付属の、TM-10LBを試してみました。

TASCAM-DR-10L
TASCAMタスカムDR 10L

TASCAMDR-10Lは、ピンマイクから直接録音することが可能な軽量・コンパクトなレコーダーです。

手軽に高音質な音声収録ができるので、僕はインタビューでよく使っていました。

今回検証したのは、DR-10Lに付属しているラべリアマイクです。

出典:Amazon

出典:Amazon

TM-10LBの特徴

TM-10LBの主な特徴は、以下の通りです。

スクロールできます
項目内容
指向特性無指向性
周波数特性50Hz – 18,000Hz
出力インピーダンス1.8KΩ +/-30% (at 1kHz)
最大SPL115dB SPL (at 1kHz)
感度-42dB (0dB=1V/Pa at 1kHz)
等価騒音レベル36dB
コネクタタイプ3.5mmステレオミニプラグ (スクリューロック付)
/TRS(3極)
特徴プラグインパワー方式
駆動電圧1.5 – 10V
サイズΦ6.5(Diameter) × 22(Length) mm (本体のみ)
ケーブル長160cm
重量24g

TM-10LBの検証結果

DJI-mic-TASCAM-TM-10LB
DJI MicにTM 10LBを装着

結果は、『△:使えるけど問題あり』

DJI-mic-TASCAM-TM-10LB
DJI Micに完全に装着すると接続が不安定

TRS(3極)で問題なく使えると思ったのですが…、接続が不安定…。

全く反応しないわけではなくて、若干ゆるめの所まで入れると反応してくれますが、完全に入れてしまうと無反応。

それでは、使えないのと同じですね…。

DJI-mic-cable-TM-10LB
DJI Micに延長ケーブルを中継してTM 10LBを装着

元々これを使いたかったこともあり、あきらめきれないので延長ケーブルをかまして使ってみることに!

すると、『◎:問題なく使えました!』

出典:Amazon

Lavalier GOと比べると録音レベルは大分低くなりますが、音質はクリアな印象があります。

DJI Micにラべリアマイクを接続した検証のまとめ

DJI Micのトランスミッターにラべリアマイクを接続して検証した結果は、以下の通りです。

スクロールできます
検証検証結果気づき
RODE LAVALIER GO直接よりも環境音が入りにくくなる
TM-10LB(直接接続)×に近い
TM-10LB(延長ケーブルあり)LAVALIER GOよりも若干クリア

DJI Micのトランスミッターで直接収録するよりも、外部のラべリアマイクを接続した方が環境音が入りにくくなる印象があります。

ラべリアマイクを使う場合のメリット・デメリット

スクロールできます
メリットデメリット
DJI Micで直接収録するより環境音が入りにくい完全ワイヤレスではなくなる
ピンマイクとしてインタビューでも使える接触不良や脱落の可能性がある
トランスミッターよりも軽量・コンパクト衣擦れのノイズが入る可能性がある

DJI Micのトランスミッターが衣装に装着できない場合など、ラべリアマイクが1つあると安心できるのでDJI Micで使えるものを用意しておくと良いでしょう!

ハセブロ

ラべリアマイクを衣類に固定する場合は、衣擦れがしないように注意しましょうね!


出典:Amazon

ガンマイク

gun-microphones
ガンマイク

次に、検証に使ったガンマイク2種をご紹介します。

  • SENNHEISER(ゼンハイザー) MKE-600
  • SENNHEISER(ゼンハイザー) MKE-400

上記2つです。

一つずつ紹介していきますね!

SENNHEISER(ゼンハイザー) MKE-600

SENNHEISER-MKE-600
SENNHEISERゼンハイザー MKE 600

まずは、SENNHEISER(ゼンハイザー) MKE-600を試してみました。

SENNHEISER(ゼンハイザー)のプロ用機材には高価なものがたくさんあるのですが、MKE-600は手が届く価格帯でとてもクリアな音質で録音できるので重宝しています!

出典:Amazon

MKE-600の特徴

MKE-600の主な特徴は、以下の通りです。

スクロールできます
項目内容
指向特性super-cardioid/lobar
周波数特性40 Hz to 20 kHz
最大音圧レベル132 dB SPL at P48; 126 dB SPL with battery powering
感度(無負荷、自由音場、1 kHz)21 mV/Pa at P48; 19mV/Pa with battery powering
等価雑音レベル15 dB (A) at P48; 16 dB (A) with battery powering
電源48 V +/- 4V (P48, IEC 61938) or battery/rechargeable batt. 1,5V/1,2V AA size
電流消費量4,4 mA at P48
コネクタタイプKA 600 XLR to 3.5mm TRS cable
サイズdiameter 20 mm, length 256 mm
重量128 g (without battery)
参考:MKE-600

MKE-600の検証結果

DJI MicのトランスミッターにMKE-600を接続
DJI MicにMKE 600を装着

結果は、『◎:問題なく使えました!』

やはり音質面では非常に信頼できるマイクですね!

スーパーカーディオイドのマイクで遮音性が高く、声だけを抽出してくれている感じがあります。

トランスミッターで直接録音と比較すると、圧倒的に音質が上がりますよ!

SENNHEISER(ゼンハイザー) MKE-400

SENNHEISER-MKE-400
SENNHEISERゼンハイザー MKE 400

次に、SENNHEISER(ゼンハイザー) MKE-400を試してみました。

MKE-600よりもリーズナブルで軽量・小型のマイクです。

基本的には、カメラのホットシューにつけて使うことが想定されています。

出典:Amazon

MKE-400の特徴

MKE-400の主な特徴は、以下の通りです。

スクロールできます
項目内容
指向特性super cardioid
周波数特性50 – 20,000 Hz
最大音圧レベル132 dB SPL
感度(無負荷、自由音場、1 kHz)-23 / -42 / -63 dBV/Pa
全高調波歪(THD + N)< 1 % at 50 mW
電源battery (2x AAA / LR03 size, 1.5 V)
Output Power105 mW (headphone impedance 16 Ω)
70 mW (headphone impedance 32 Ω)
コネクタタイプ3.5 mm jack, screwable
サイズ126 x 67 x 37 mm
重量93.5 g
参考:MKE-400

MKE-400の検証結果

DJI-mic-SENNHEISER-MKE-400
DJI MicにMKE 400を装着

結果は、『◎:問題なく使えました!』

SENNHEISER-MKE-400-cables
付属するケーブル

MKE-400には、TRS(3極)-TRS(3極)TRS(3極)-TRRS(4極)のケーブルが付属しています!

確認したところ、どちらのケーブルを使用しても反応しましたよ!

こちらも非常にクリアな音質で収録することができました。

MKE-600と録音した声を比べると、環境音も入りマイルドな印象があります。

DJI Micにガンマイクを接続した検証のまとめ

DJI Micのトランスミッターにガンマイクを接続して検証した結果は、以下の通りです。

スクロールできます
検証検証結果音質
SENNHEISER(ゼンハイザー) MKE-600
SENNHEISER(ゼンハイザー) MKE-400

どちらも良質なガンマイクなので、音質がぐっと上がるのでオススメです!

ガンマイクを使う場合のメリット・デメリット

スクロールできます
メリットデメリット
リポート撮影や環境音収録でも使える持ち運びがストレスに感じることも
卓上でクリアな音質で収録できるMKE600は電池が必要
服にマイクを取り付ける必要がない卓上収録では三脚などが必要

DJI Micのトランスミッターもラべリアマイクも服に取り付けて録音しますが、動くと衣擦れのノイズが入ってしまったりすることがあるんですよね…。

ガンマイクは服と接触することがないので、衣擦れノイズが入ってしまう心配がなくなります!

撮影、オンラインミーティング、配信、ナレーション宅録、音声SNSなどなど…、利用の幅がぐっと広がりますよね!

ハセブロ

利用シーンやシチュエーションに応じて、ラべリアマイクとガンマイクを選択できるようにしておくと活用の幅が広がりますよ!

DJI Micとガンマイクを組み合わせた僕の運用方法

MKE-400-with-stand
MKE400をミニ三脚で固定

MKE-600MKE-400を卓上マイクとして使いたい場合は、ミニ三脚があると便利です!

1/4 screw
14インチネジで固定できる

MKE-600のクリップホルダー、MKE-400のシューマウントアダプターは1/4インチネジで固定できるようになっています。

1/4インチネジで固定できるミニ三脚を使うと、卓上マイクとして使うことができるようになりますよ!

出典:Amazon

ARCA-SWISS
アルカスイス互換のクランプとプレートを使って固定

僕の場合は、MKE-600MKE-400にアルカスイス互換のクイックリリースプレートを装着しています。

出典:Amazon

MKE-600-with-stand
MKE600を三脚に固定
MKE-400-with-stand
MKE400を三脚に固定

ミニ三脚にアルカスイス互換のクイックリリースクランプを取り付けておくと交換しやすくて便利ですよ!

出典:Amazon

ハセブロ

卓上で使う小型のLEDライトもアルカスイス互換にしているので、色々な機材を交換できて便利ですよ!


出典:Amazon

ミニコンデンサーマイク

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ミニコンデンサーマイク

もっとコンパクトに運用したいという方のために、ミニコンデンサーマイク2種をご紹介します。

  • Audio Technica(オーディオテクニカ) AT9912:単一指向性
  • EDUTIGE(エデュティージ) ETM-001:全指向性

上記2つです。

単一指向性と全指向性の違いを確認したかったので、それぞれの特性を持つマイクで検証しました。

一つずつ紹介していきますね!

Audio Technica(オーディオテクニカ) AT9912

Audio-Technica-AT9912
Audio Technicaオーディオテクニカ AT9912

まずは単一指向性の、Audio Technica(オーディオテクニカ)AT9912です。

とてもコンパクトなマイクですよね!

出典:Amazon

AT9912の特徴

AT9912の主な特徴は、以下の通りです。

スクロールできます
項目内容
型式バックエレクトレットコンデンサー型
指向特性単一指向性
周波数特性70~16,000Hz
インピーダンス1.5kΩ
感度-39dB(0dB=1V/1Pa,1kHz)
電源プラグインパワー方式
コネクタタイプφ3.5mm金メッキ3極ミニ
サイズφ14×52mm(ヘッド径×全長) φ20mm(最外径)
質量約7.3g
参考:AT9912

AT9912検証結果

DJI-mic-with-AT9912
DJI MicにAT9912を装着

結果は、『◎:問題なく使えました!』

録音レベルは結構低くなってしまうのですが、音質についてはクリアですね!

胸ではなく、口元に近づけられるとしっかり音を拾えるんですけどね…。

AT9912-free-angle
L字に角度を変えられる

AT9912は、L字に角度をつけられるところが便利です。

AT9912-hand-mic
手持ちで運用するのもあり

小さなハンドマイクのようにして使うのもありです!

AT9912-with-windscreen
AT9912に10mmのウィンドスクリーンを装着

サードパーティー製のウィンドスクリーンは、10mmのものが合いましたよ!

出典:Amazon

EDUTIGE(エデュティージ) ETM-001

EDUTIGE-ETM-001
EDUTIGEエデュティージ ETM 001

つづいて、EDUTIGE(エデュティージ)ETM-001です。

EDUTIGE(エデュティージ)ETM-001は、とてもコンパクトなマイクです。

出典:Amazon

ETM-001の特徴

ETM-001の主な特徴は、以下の通りです。

スクロールできます
項目内容
型式Electret condenser
指向特性Omnidirectional (360 degrees)
周波数特性50 – 18000Hz
感度-23dB (1 kHz at 1Pa)
SN比58dB +
電源プラグインパワー方式
コネクタタイプ3.5 mm 3-pole gold-plated
サイズ9.3 x 19.8mm (without plug)
質量5.9 g
参考:ETM-001

ETM-001の検証結果

DJI-mic-with-ETM-001
DJI MicにETM 001を装着

結果は、『△:使えるけど問題あり』

ETM-001は全指向性なので、胸の位置にあってもしっかり声を拾ってくれるようですが…、「ジー」というノイズが…。恐らくプラグの接触の問題で、絶えずノイズが入ってしまう結果に。

ここでもあきらめきれず、別途延長ケーブルを中継してみたらノイズが消えました!

DJI-Mic-ETM-001-with-cable
延長ケーブルを中継して接続

セッティングはイメージのような感じです。

出典:Amazon

この方法であれば、『◎:問題なく使えました!』

トランスミッターで直接収録した音と比較すると、とてもクリアに声を拾ってくれています!

全指向性ではありますが、環境音が入りにくく声をしっかり拾ってくれている印象です。

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ETM 001ウィンドスクリーンクリップ

軽量・コンパクトなので、クリップをつければラべリアマイク的にも使えちゃいます!

外で使う場合は、風のノイズを低減してくれるファータイプのウィンドスクリーンがオススメ!

DJI-Mic-ETM-001
ETM 001をラべリアマイクのように使うセットアップ

サードパーティー製のウィンドスクリーンは、5mmのものが合いましたよ!

出典:Amazon

出典:Amazon

ETM 001をラべリアマイク的に使った例

DJI Micのトランスミッターを服の裏に固定し、マイク部分を服の外に出して使う方法にも対応できます!

ラべリアマイクの場合、長いケーブルを隠す処理が面倒だったり断線の心配もあります。

しかし、この方法であればラべリアマイクを使う場合の悩みを低減してくれそうです!

DJI Micにミニコンデンサーマイクを接続した検証のまとめ

DJI Micのトランスミッターに外部のミニコンデンサーマイクを接続して検証した結果は、以下の通りです。

スクロールできます
検証検証結果音質
Audio Technica(オーディオテクニカ) AT9912 単一指向性
EDUTIGE(エデュティージ) ETM-001 全指向性
EDUTIGE(エデュティージ) ETM-001 全指向性(延長コード利用)

個人的には、ETM-001の方が胸や首元付近にマイクがあっても声をしっかり拾ってくれるので良いなと思いました。

『接続不良によるノイズリスクが不安』『よりシンプルに使いたい』場合、AT9912を使う方が良いでしょう。

ハセブロ

セッティングや録音時のモニタリングは必須ですね!

ミニコンデンサーマイクを使う場合のメリット・デメリット

スクロールできます
メリットデメリット
手軽に声をクリアに収録できる単一指向性と全指向性の特性が色濃く出る
リポート用のマイクとしても使えるゲイン調整の手間がかかる場合がある
ガンマイクで対応できない状況や場所で使える接触不良や脱落の可能性がある

ミニコンデンサーマイクは、何といっても軽量・コンパクトで手軽に運用できることです。


出典:Amazon

ヘッドセット

SOUND WARRIOR(サウンドウォーリア) SW-NS1

SOUND WARRIOR-SW-NS1
SOUND WARRIORサウンドウォーリア SW NS1

最後に、SOUND WARRIOR(サウンドウォーリア)SW-NS1をご紹介します。

ヘッドセットはいくつか種類があるのですが、僕は首にかけられるタイプが良いのでSW-NS1を使っています。

首にかけられるヘッドセットは、髪型や頭部/耳への負担を気にせず使えるので便利ですね。

出典:Amazon

SW-NS1の特徴

SW-NS1の主な特徴は、以下の通りです。

スクロールできます
項目内容
型式エレクトレットコンデンサ
指向特性単一指向性
周波数特性100 – 10,000Hz
感度-48 ± 3 dB (0dB=1V/Pa, 1kHz)
インピーダンス1.6kΩ以下
電源プラグインパワー方式
コネクタタイプ3.5mm 4極プラグ(CTIA)
イヤホンジャック3.5mm 3極プラグのみ可能
ケーブルの長さ1.2m
質量約110g(ケーブル除く)
参考:SW-NS1
unidirectional microphone
SW NS1のマイク部分

単一指向性なので、マイクをできるだけ口に近づけるとしっかり声を拾ってくれます。

SW-NS1-with-windscreen

吐息のノイズが入りやすくなるので、ファータイプのウィンドスクリーンがオススメ!

ウィンドスクリーンは、サードパーティー製の10mmだとちょうどいい感じです。

出典:Amazon

SW-NS1の検証結果

DJI-Mic-SW-NS1-TRRS
DJI MicにSW NS1を装着

結果は、『◎:問題なく使えました!』

DJI-Mic-SW-NS1-TRS
TRRS4極 TRS3極変換ケーブルを中継して装着

SW-NS1の3.5mmプラグはTRRS(4極)なので、念のためTRRS(4極)-TRS(3極)変換ケーブルを用意しました。

結果的には、どちらも問題なく使えましたよ!

首掛けヘッドセットを装着したイメージ
SW NS1は安定感がある

驚いたのは、SW-NS1の安定感!動いてもズレにくいです!

ヘッドセットが使えると、DJI Micの利活用の幅がグッと広がりますよね!


出典:Amazon

スマホで使う方法

DJI Micをスマホで動画撮影をする時に使用
DJI Micのレシーバーをスアホに装着

DJI Micはとにかくデバイスの互換性が高く、スマホのボイスレコーダーアプリや動画撮影などでも活用できて便利です!

DJI Micをスマホに接続して使う方法は、スマホで声をきれいに録音する方法 | 次世代のワイヤレスマイク DJI Micが便利すぎる!で詳しく解説しています。ぜひご参考くださいませ。

ビジネスシーンでの活用方法

プレゼンや講座などのイメージ

人とのコミュニケーションが必要なシーンでは、声の大きさや明瞭さはとても重要ですよね。

DJI Micとヘッドセットの組み合わせで使う
DJI Micを拡声器のように使う

DJI Micは柔軟性が高いので、ビジネスシーンでも利活用できる幅が広いのでコスパ最強です。

DJI Micをビジネスシーンで利用・活用する方法は、ビジネスパーソンにもオススメ!パフォーマンスを上げるDJI Micの意外な使い方とは…?!で詳しく解説しています。ぜひご参考くださいませ。

出典:Amazon

まとめ:外部マイクでDJI Micのポテンシャルを引き出す

今回は、「DJI Micのポテンシャルを引き出す外部マイク8選!もっとクリアな音質で最大限活用できる?!」という記事を書きました。

DJI Micはそれだけでもしっかりと音声を収録することができますが、外部のマイクを使うことでよりクリアな音質にできる可能性があります。

本記事では、僕が所有するマイクで色々と試してみましたが、『DJI Micのみ』と『外部マイクあり』の違いがはっきりとわかりました。

マイクによっては反応しなかったり、別途アクセサリーが必要になる可能性もありますが、外部マイクを取り付けることで、音質がクリアになるだけでなくDJI Micを活用する幅も広がるのではないでしょうか!?

以上、ハセブロでした!

最後までお読みいただきありがとうございました!


出典:Amazon

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