【2023年版】DJI Osmo Pocket 3ユーザー必見!DJI Mic 2の音質をよりクリアにできるマイク7選!

DJI Mic 2の音質をもっとクリアにするマイク8選

【PR】本ページはプロモーションが含まれています。

こんにちは!ハセブロです。

今回は、DJI Osmo Pocket 3 Creator Combo(クリエイターコンボ)に同梱されているDJI Mic 2に接続できる外部マイクについてご紹介します。

DJI Mic 2小型かつ軽量なワイヤレスマイクで、Osmo Pocket 3内蔵マイクよりもクリアな音質で収録できて便利なのですが…

  • DJI Mic 2の音質をよりクリアにしたい
  • DJI Mic 2に外部のマイクを付けたい
  • どんな外部マイクが使えるの?

こんな疑問や悩みもあるかも知れません。

僕は現行品のDJI Micも外部マイクを付けて運用しているため、DJI Mic 2でも可能か検証してみることにしました。

Osmo Pocket 3を購入予定だけど本体のみかCreator Combo(クリエイターコンボ)かで検討中の方や、すでにCreator Combo(クリエイターコンボ)を購入しDJI Mic 2を運用している方に向けて記事を作成しました。

少しでも参考になれば嬉しいです。

本記事の情報は2023年11月20日時点のものです。


\ 2023年おすすめのジンバルカメラ /

DJI Osmo Pocket 3 Creator Combo

出典:Amazon

目次

DJI Micとは?DJI Mic 2とは?

左:DJI Mic/右:DJI Mic 2
左DJI Mic右DJI Mic 2

まずはDJI Mic 2とは何か?DJI Mic(現行品)との違いなども踏まえながら簡単にご紹介します。

DJI Mic(現行品)とは?

DJI Mic
DJI Mic

DJI Mic(現行品)『ワイヤレスで使える軽量・コンパクトなマイク』です。

仕組みは

  • トランスミッターが声を拾いレシーバーに伝送
  • 伝送された音声をレシーバーが受け取る
  • レシーバーと接続したデバイスで録音・利用

できるというイメージ。

オープンな場所なら伝送範囲はなんと250m!とても安定したワイヤレスマイクです!

DJI Micのトランスミッター(左)とレシーバー(右)
DJI Micのトランスミッター左とレシーバー右

トランスミッターとレシーバーのバッテリー駆動時間は5時間程で、充電ケースがあれば最大15時間は使えるようです!

DJI Micはカメラだけでなく、スマホやノートパソコンなどと接続して使えるので、撮影でもオフィスワークでもバッテリーに心配することなく使うことができます!

僕はDJI Mic(現行品)を充電ケース付き・トランスミッター2個付きのセットで購入し愛用しています。

DJI Micのトランスミッター上部/ジャック(左の穴部分)
DJI Micのトランスミッター上部ジャック左の穴部分

さらに、トランスミッターの3.5mmジャックに対応するマイクを取り付けて使うこともできますよ!


DJI Mic(現行品)について、『DJI Mic レビュー | 次世代ワイヤレスマイクの価値とは…?!』という記事で、詳しく解説しています。


出典:Amazon

DJI Mic 2とは?

DJI Mic 2のトランスミッター
DJI Mic 2

DJI Mic 2Osmo Pocket 3の発売と共に登場したDJI Micの次世代マイク

Osmo Pocket 3Creator Combo(クリエイターコンボ)で購入するとDJI Mic 2のトランスミッターが一つ同梱されています!

2023年11月20日時点では単体として購入することはできないようです。

Osmo Pocket 3の画面
Osmo Pocket 3の画面

Osmo Pocket 3DJI Mic 2のトランスミッターを2つ同時に使うことができる仕様です。

DJI Mic 2も販売間近?かも知れません。

DJI Mic 2はスケルトンになった
DJI Mic 2はスケルトンになった

DJI Mic(現行品)との違いではっきりわかるのが、DJI Mic 2がスケルトンになったこと!

サイズ感は同じくらいですが色々と違いがあります。

現状、DJI Mic 2の伝送方法は

  • トランスミッターが声を拾いOsmo Pocket 3に伝送
  • 伝送された音声をOsmo Pocket 3が受け取る

というイメージ。

DJI Mic2のトランスミッターを起動すればOsmo Pocket 3で使える
DJI Mic 2を音声として使える

DJI Mic 2の音声はOsmo Pocket 3で撮影する際に収録できるだけでなく、Osmo Pocket 3をウェブカメラとして使う場合に利用することもできます!


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DJI Osmo Pocket 3 Creator Combo

出典:Amazon

DJI Mic 2をOsmo Pocket 3で使う

DJI Mic 2の電源を入れるだけ
DJI Mic 2の電源を入れるだけ

DJI Mic 2Osmo Pocket 3で使う方法は、DJI Mic 2のトランスミッターの電源をONにするだけなのでとても簡単!

リンクが外れた場合はOsmo Pocket 3の案内に従って再リンクできます。

DJI Mic 2が起動しOsmo Pocket 3の画面に表示される
DJI Mic 2が起動しOsmo Pocket 3の画面に表示される

DJI Mic 2のトランスミッターの電源を入れると、Osmo Pocket 3の画面に接続の案内表示がポップアップします。

少し待つか、タッチ画面を一度タッチすると消えます。

タッチ画面上部に音声のボリュームバーが表示される
タッチ画面上部に音声のボリュームバーが表示される

タッチ画面の上に緑色のボリュームバーが表示されるようになり、DJI Mic 2が反応していることが確認できます。

Osmo Pocket 3の設定画面で接続状態を確認できる
Osmo Pocket 3の設定画面で接続状態が確認できる

『設定』→『ワイヤレスマイク』DJI Mic 2の接続状態が確認できます。

PRO設定で各種設定の変更が可能
PRO設定で各種設定の変更が可能

タッチ画面を右から左にスライドして『PRO』設定を表示し、DJI Mic 2のアイコンをタッチすると

  • ゲイン調整
  • ミュートのオンオフ
  • ノイズ低減のオンオフ

などの設定を切り替えることができますよ!

DJI Mic 2を2台同時接続できるようになるとステレオとモノラルの切り替えもできそうですね。

RECボタンを押せば内蔵ストレージに音声を記録可能
RECボタンを押せば内蔵ストレージに音声を記録可能

DJI Mic(現行品)同様、側面に配置された赤い◎のRecボタンを押すと、DJI Mic 2のトランスミッター本体の内蔵ストレージに音声を記録することも可能!

Osmo Pocket 3に接続しなくても、DJI Mic 2のトランスミッターをボイスレコーダーとして使うこともできます!

DJI Mic 2はしっかり音が収録できるけど…

DJI Mic 2のトランスミッターを首元に固定
DJI Mic 2のトランスミッターを首元に固定

DJI Mic 2のトランスミッターは胸元あたりに装着してもしっかり声を拾ってくれますが…

  • 環境音も拾いやすい
  • 声が少しこもった感じがする

といった懸念もあります…。

DJI Mic 2の3.5mmジャック
DJI Mic 2の35mmジャック

しかし、DJI Mic 2のトランスミッターは3.5mmプラグのマイクを接続できるので、「もっとクリアな声で収録したい」場合は対応する外部マイクをつけることで解決できます!

本記事では、DJI Mic 2のトランスミッターに接続して使えた外部マイクをいくつかご紹介します!

あくまでも僕が所有する各種マイクとDJI Mic 2のトランスミッターで試した結果です。

DJI Mic 2と外部マイクの互換性

左:DJI Mic/右:DJI Mic 2
左DJI Mic右DJI Mic 2

DJI Mic 2のトランスミッターに外部マイクを装着する際に気になるのが互換性ですよね?!

具体的事例の前に、DJI Mic(現行品)とDJI Mic 2では互換性が異なったのでお伝えしておきます。

ポイントは以下2点です。

  • ジャック周辺のデザイン
  • TRS(3極)とTRRS(4極)の互換性

DJI Mic(現行品)では使えなかったマイクがDJI Mic 2では使えるようになったものもあれば、逆にDJI Mic 2では使えなかったものもあります…。

一つ一つご紹介します。

DJI Mic 2のジャック周辺デザインが変更

左:DJI Mic/右:DJI Mic 2
左DJI Mic右DJI Mic 2

イメージは、DJI Mic(現行品)DJI Mic 2を並べた状態です。

DJI Mic(現行品)DJI Mic 2の違いはスケルトンか否かだけでなく、ボタンの形状や配置、マグネットの厚さなど細かい部分で色々と変化が見られます。

本記事でピックアップするのはジャック周辺のデザイン。横から見ると、DJI Mic 2の方が丸みを帯びているのが分かります。

左:DJI Mic/右:DJI Mic 2
左DJI Mic右DJI Mic 2

外部マイクを入れるジャック部分のイメージです。

『丸みを帯びたデザイン』『ジャックのデザイン』の変化がかなり重要なのではないかと感じています!

というのも、DJI Mic(現行品)では接触不良で使えなかった外部マイクが、DJI Mic 2ではしっかり挿入できて接触不良が起こらずに使えたからです!

具体的な事例は後述します。

DJI Mic 2はTRRS(4極)は使えない?!

TRS(3極・左)とTRRS(4極・右)
TRS3極左とTRRS4極右

DJI Mic(現行品)TRS(3極)TRRS(4極)どちらも反応しました。

ではDJI Mic 2はというと…

プラグ結果
TRS(3極)
TRRS(4極)

DJI Mic 2ではTRS(3極)は使えましたが、TRRS(4極)は使えませんでした。

TRRS(4極)からTRS(3極)に変換するケーブル
TRRS4極からTRS3極に変換するケーブル

でも、TRRS(4極)からTRS(3極)に変換するケーブルをかますことで使うことができましたよ!

あくまでも僕が所有する各種マイクとDJI Mic 2のトランスミッターで試した結果です。

ラべリアマイク

ラべリアマイク
ラべリアマイク

まずは、検証に使ったラべリアマイク2種をご紹介します。

  • RODE Microphones(ロードマイクロフォンズ) Lavalier GO
  • TASCAM(タスカム) TM-10LB

一つずつ紹介していきますね!

RODE Microphones(ロードマイクロフォンズ) Lavalier GO

RODE Microphones(ロードマイクロフォンズ) Lavalier GO
RODE Microphonesロードマイクロフォンズ Lavalier GO

一つ目は、RODE Microphones(ロードマイクロフォンズ)Lavalier GOです。

RODEは高品質なコンデンサーマイクを手掛けていて、Wireless GO IIなどを展開しているメーカーです。

そんなRODEのラべリアマイクが使えるか、試してみました。

出典:Amazon

Lavalier GOの特徴

Lavalier GOの主な特徴は、以下の通りです。

スクロールできます
項目内容
指向特性無指向性
周波数特性20Hz – 20kHz
出力インピーダンス3k Ω Typical
ダイナミックレンジ83dB(標準)
S/N比67dB
等価騒音レベル27dB(標準)
感度-35dB (17.8mV @94dB SPL)
コネクタタイプ3.5mm端子/TRS(3極)
特徴プラグインパワー方式
駆動電圧TRSソケット(2.7V)から給電
サイズ‎8.3 x 10.2 x 2.8 cm
重量30 g
参考:Lavalier GO

Lavalier GOの検証結果

DJI Mic 2にLavalier GOを装着
DJI Mic 2にLavalier GOを装着

結果は、『◎:問題なく使えました!』

Lavalier GOを使うことでDJI Mic 2のトランスミッターで直接収録するよりもクリアで、環境音を抑えて収録することができる印象です。

出典:Amazon

TASCAM(タスカム) TM-10LB

TASCAM(タスカム) TM-10LB
TASCAMタスカム TM 10LB

次に、TASCAM(タスカム) DR-10Lに付属の、TM-10LBを試してみました。

TASCAM(タスカム)DR-10L
TASCAMタスカムDR 10L

TASCAMDR-10Lは、ピンマイクから直接録音することが可能な軽量・コンパクトなレコーダーです。

手軽に高音質な音声収録ができるので、僕はインタビューでよく使っていました。

今回検証したのは、DR-10Lに付属しているラべリアマイクです。

出典:Amazon

出典:Amazon

TM-10LBの特徴

TM-10LBの主な特徴は、以下の通りです。

スクロールできます
項目内容
指向特性無指向性
周波数特性50Hz – 18,000Hz
出力インピーダンス1.8KΩ +/-30% (at 1kHz)
最大SPL115dB SPL (at 1kHz)
感度-42dB (0dB=1V/Pa at 1kHz)
等価騒音レベル36dB
コネクタタイプ3.5mmステレオミニプラグ (スクリューロック付)
/TRS(3極)
特徴プラグインパワー方式
駆動電圧1.5 – 10V
サイズΦ6.5(Diameter) × 22(Length) mm (本体のみ)
ケーブル長160cm
重量24g

TM-10LBの検証結果

DJI Mic 2にTM-10LBを装着
DJI Mic 2にTM 10LBを装着

結果は、『◎:問題なく使えました!』。これはめちゃくちゃうれしい!

実は、DJI Mic(現行品)で検証したときは接続が不安定で延長ケーブルをかまさないと使えませんでした…。

しかし、DJI Mic 2では直接接続しても接触不良がなく安定して使えるようになったのです!

スクリューロックが邪魔にならず奥まで入る
スクリューロックが邪魔にならず奥まで入る

上述した通り、DJI Mic 2のジャック周辺のデザインが変わったことで、スクリューロック式のマイクでもしっかり奥まで差し込めるようになったからではないかと推測します。

DJI Mic 2にラべリアマイクを接続した検証のまとめ

DJI Mic 2のトランスミッターにラべリアマイクを接続して検証した結果は、以下の通りです。

検証検証結果音質
RODE LAVALIER GO
TM-10LB

DJI Mic 2のトランスミッターで直接収録するよりも、外部のラべリアマイクを接続した方が環境音が入りにくくなる印象があります。

ラべリアマイクを使う場合のメリット・デメリット

スクロールできます
メリットデメリット
DJI Mic 2で直接収録するより
環境音が入りにくい
完全ワイヤレスではなくなる
ピンマイクとして
インタビューでも使える
接触不良や脱落の可能性がある
トランスミッターよりも
軽量・コンパクト
衣擦れのノイズが入る可能性がある

DJI Mic 2のトランスミッターが衣装に装着できない場合など、ラべリアマイクが1つあると安心できるのでDJI Mic 2で使えるものを用意しておくと良いでしょう!

ラべリアマイクを衣類に固定する場合は、衣擦れがしないように注意しましょう!


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DJI Osmo Pocket 3 Creator Combo

出典:Amazon

ガンマイク

ガンマイク
ガンマイク

次に、検証に使ったガンマイク2種をご紹介します。

  • SENNHEISER(ゼンハイザー) MKE-600
  • SENNHEISER(ゼンハイザー) MKE-400

一つずつ紹介していきますね!

SENNHEISER(ゼンハイザー) MKE-600

SENNHEISER(ゼンハイザー) MKE-600
SENNHEISERゼンハイザー MKE 600

まずは、SENNHEISER(ゼンハイザー) MKE-600を試してみました。

SENNHEISER(ゼンハイザー)のプロ用機材には高価なものがたくさんあるのですが、MKE-600は手が届く価格帯でとてもクリアな音質で録音できるので重宝しています!

出典:Amazon

MKE-600の特徴

MKE-600の主な特徴は、以下の通りです。

スクロールできます
項目内容
指向特性super-cardioid/lobar
周波数特性40 Hz to 20 kHz
最大音圧レベル132 dB SPL at P48; 126 dB SPL with battery powering
感度(無負荷、自由音場、1 kHz)21 mV/Pa at P48; 19mV/Pa with battery powering
等価雑音レベル15 dB (A) at P48; 16 dB (A) with battery powering
電源48 V +/- 4V (P48, IEC 61938) or battery/rechargeable batt. 1,5V/1,2V AA size
電流消費量4,4 mA at P48
コネクタタイプKA 600 XLR to 3.5mm TRS cable
サイズdiameter 20 mm, length 256 mm
重量128 g (without battery)
参考:MKE-600

MKE-600の検証結果

DJI Mic 2にMKE-600を装着
DJI Mic 2にMKE 600を装着

結果は、『◎:問題なく使えました!』。やはり音質面では非常に信頼できるマイクですね!

スーパーカーディオイドのマイクで遮音性が高く声だけを抽出してくれている感じがあります。

トランスミッターで直接録音と比較すると、圧倒的に音質が上がりますよ!

SENNHEISER(ゼンハイザー) MKE-400

SENNHEISER(ゼンハイザー) MKE-400
SENNHEISERゼンハイザー MKE 400

次に、SENNHEISER(ゼンハイザー) MKE-400を試してみました。

MKE-600よりもリーズナブルで軽量・小型のマイクです。

基本的には、カメラのホットシューにつけて使うことが想定されています。

出典:Amazon

MKE-400の特徴

MKE-400の主な特徴は、以下の通りです。

スクロールできます
項目内容
指向特性super cardioid
周波数特性50 – 20,000 Hz
最大音圧レベル132 dB SPL
感度(無負荷、自由音場、1 kHz)-23 / -42 / -63 dBV/Pa
全高調波歪(THD + N)< 1 % at 50 mW
電源battery (2x AAA / LR03 size, 1.5 V)
Output Power105 mW (headphone impedance 16 Ω)
70 mW (headphone impedance 32 Ω)
コネクタタイプ3.5 mm jack, screwable
サイズ126 x 67 x 37 mm
重量93.5 g
参考:MKE-400
付属するケーブル
付属するケーブル

MKE-400には、TRS(3極)-TRS(3極)TRS(3極)-TRRS(4極)のケーブルが付属しています。

両方試してみました。

MKE-400の検証結果

DJI Mic 2にMKE-400を装着
DJI Mic 2にMKE 400を装着

結果は、TRS(3極)-TRS(3極)なら『◎:問題なく使えました!』

こちらも非常にクリアな音質で収録することができましたよ。

MKE-600と録音した声を比べると、環境音が違和感なく入りマイルドな印象があります。

ただ、TRS(3極)-TRRS(4極)では反応がなく使うことができませんでした。

DJI Mic 2にガンマイクを接続した検証のまとめ

DJI Mic 2のトランスミッターにガンマイクを接続して検証した結果は、以下の通りです。

検証検証結果音質
MKE-600
MKE-400
TRS(3極)-TRS(3極)
MKE-400
TRS(3極)-TRRS(4極)

どちらも良質なガンマイクなので、音質がぐっと上がるのでオススメです!

ガンマイクを使う場合のメリット・デメリット

スクロールできます
メリットデメリット
リポート撮影や環境音収録でも使える持ち運びがストレスに感じることも
卓上でクリアな音質で収録できるMKE600は電池が必要
服にマイクを取り付ける必要がない卓上収録では三脚などが必要

DJI Mic 2のトランスミッターもラべリアマイクも服に取り付けて録音しますが、動くと衣擦れのノイズが入ってしまったりすることがあるんですよね…。

ガンマイクは服と接触することがないので、衣擦れノイズが入ってしまう心配がなくなります!

撮影だけでなく、オンラインミーティングや配信、ナレーション宅録、音声SNSなどなど…、利用の幅がぐっと広がりますよね!

DJI Mic 2とガンマイクを組み合わせた僕の運用方法

MKE400をミニ三脚で固定
MKE400をミニ三脚で固定

MKE-600MKE-400を卓上マイクとして使いたい場合は、ミニ三脚があると便利です!

1/4インチネジで固定できる
14インチネジで固定できる

MKE-600のクリップホルダー、MKE-400のシューマウントアダプターは1/4インチネジで固定できるようになっています。

1/4インチネジで固定できるミニ三脚を使うと、卓上マイクとして使うことができるようになりますよ!

出典:Amazon

アルカスイス互換のクランプとプレートを使って固定
アルカスイス互換のクランプとプレートを使って固定

僕の場合は、MKE-600MKE-400Peak DesignStandard Plateを装着しています。

出典:Amazon

MKE600を三脚に固定
MKE600を三脚に固定
MKE400を三脚に固定
MKE400を三脚に固定

ミニ三脚にアルカスイス互換のクイックリリースクランプを取り付けておくと交換しやすくて便利ですよ!

出典:Amazon


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ミニコンデンサーマイク

ミニコンデンサーマイク
ミニコンデンサーマイク

もっとコンパクトに運用したいという方のために、ミニコンデンサーマイク2種をご紹介します。

  • Audio Technica(オーディオテクニカ) AT9912:単一指向性
  • EDUTIGE(エデュティージ) ETM-001:全指向性

上記2つです。

単一指向性と全指向性の違いを確認したかったので、それぞれの特性を持つマイクで検証しました。

一つずつ紹介していきますね!

Audio Technica(オーディオテクニカ) AT9912

Audio Technica(オーディオテクニカ) AT9912
Audio Technicaオーディオテクニカ AT9912

まずは単一指向性の、Audio Technica(オーディオテクニカ)AT9912です。

とてもコンパクトなマイクですよね!

出典:Amazon

AT9912の特徴

AT9912の主な特徴は、以下の通りです。

スクロールできます
項目内容
型式バックエレクトレットコンデンサー型
指向特性単一指向性
周波数特性70~16,000Hz
インピーダンス1.5kΩ
感度-39dB(0dB=1V/1Pa,1kHz)
電源プラグインパワー方式
コネクタタイプφ3.5mm金メッキ3極ミニ
サイズφ14×52mm(ヘッド径×全長) φ20mm(最外径)
質量約7.3g
参考:AT9912

AT9912検証結果

DJI MicにAT9912を装着
DJI Mic 2にAT9912を装着

結果は、『◎:問題なく使えました!』。音質はとてもクリアですね!

L字に角度を変えられる
L字に角度を変えられる

AT9912は、L字に角度をつけられるところが便利です。

手持ちで運用するのもあり
手持ちで運用するのもあり

小さなハンドマイクのようにして使うのもありです!

AT9912に10mmのウィンドスクリーンを装着
AT9912に10mmのウィンドスクリーンを装着

サードパーティー製のウィンドスクリーンは、10mmのものが合いましたよ!

出典:Amazon

EDUTIGE(エデュティージ) ETM-001

EDUTIGE(エデュティージ) ETM-001
EDUTIGEエデュティージ ETM 001

つづいて、EDUTIGE(エデュティージ)ETM-001です。

EDUTIGE(エデュティージ)ETM-001は、とてもコンパクトなマイクです。

出典:Amazon

ETM-001の特徴

ETM-001の主な特徴は、以下の通りです。

スクロールできます
項目内容
型式Electret condenser
指向特性Omnidirectional (360 degrees)
周波数特性50 – 18000Hz
感度-23dB (1 kHz at 1Pa)
SN比58dB +
電源プラグインパワー方式
コネクタタイプ3.5 mm 3-pole gold-plated
サイズ9.3 x 19.8mm (without plug)
質量5.9 g
参考:ETM-001

ETM-001の検証結果

DJI Mic 2にETM-001を装着
DJI Mic 2にETM 001を装着

結果は、『◎:問題なく使えました!』

DJI Mic(現行品)で検証した際は絶えずノイズが入ってしまう結果となり、延長ケーブルをかまして解消したという経験から使えるか不安だったのですが、延長ケーブルなしでも問題なく使えたのです!

トランスミッターで直接収録した音と比較すると、とてもクリアに声を拾ってくれています!

無指向性ではありますが、環境音が入りにくく声をしっかり拾ってくれている印象です。

ETM-001・ウィンドスクリーン・クリップ
ETM 001ウィンドスクリーンクリップ

軽量・コンパクトなので、クリップをつければラべリアマイク的にも使えちゃいます!

外で使う場合は、風のノイズを低減してくれるファータイプのウィンドスクリーンがオススメ!

サードパーティー製のウィンドスクリーンは、5mmのものが合いましたよ!

出典:Amazon

出典:Amazon

ETM-001をラべリアマイク的に使った例
ETM 001をラべリアマイク的に使った例

DJI Mic 2のトランスミッターを服の裏に固定し、マイク部分を服の外に出して使う方法にも対応できます!

ラべリアマイクの場合、長いケーブルを隠す処理が面倒だったり断線の心配もあります。

しかし、この方法であればラべリアマイクを使う場合の悩みを低減してくれそうです!

DJI Mic 2にミニコンデンサーマイクを接続した検証のまとめ

DJI Mic 2のトランスミッターに外部のミニコンデンサーマイクを接続して検証した結果は、以下の通りです。

検証検証結果音質
AT9912 単一指向性
ETM-001 全指向性

ミニコンデンサーマイクを使う場合のメリット・デメリット

スクロールできます
メリットデメリット
手軽に声をクリアに収録できる単一指向性と全指向性の特性が
色濃く出る
リポート用のマイクとしても使えるゲイン調整の手間がかかる場合がある
ガンマイクで対応できない状況や場所で使える接触不良や脱落の可能性がある

ミニコンデンサーマイクは、何といっても軽量・コンパクトで手軽に運用できるのがメリットですね!


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出典:Amazon

ヘッドセット

SOUND WARRIOR(サウンドウォーリア) SW-NS1

SOUND WARRIOR(サウンドウォーリア) SW-NS1
SOUND WARRIORサウンドウォーリア SW NS1

最後に、SOUND WARRIOR(サウンドウォーリア)SW-NS1をご紹介します。

ヘッドセットはいくつか種類があるのですが、僕は首にかけられるタイプが良いのでSW-NS1を使っています。

首にかけられるヘッドセットは、髪型や頭部/耳への負担を気にせず使えるので便利ですね。

出典:Amazon

SW-NS1の特徴

SW-NS1の主な特徴は、以下の通りです。

スクロールできます
項目内容
型式エレクトレットコンデンサ
指向特性単一指向性
周波数特性100 – 10,000Hz
感度-48 ± 3 dB (0dB=1V/Pa, 1kHz)
インピーダンス1.6kΩ以下
電源プラグインパワー方式
コネクタタイプ3.5mm 4極プラグ(CTIA)
イヤホンジャック3.5mm 3極プラグのみ可能
ケーブルの長さ1.2m
質量約110g(ケーブル除く)
参考:SW-NS1
SW-NS1は安定感がある
SW NS1は安定感がある

SW-NS1は抜群の安定感!動いてもズレにくいです!

ヘッドセットが使えると、DJI Mic 2の利活用の幅がグッと広がりますよね!

SW-NS1のマイク部分
SW NS1のマイク部分

単一指向性なので、マイクをできるだけ口に近づけるとしっかり声を拾ってくれます。

SW-NS1にウィンドスクリーンを装着
SW NS1にウィンドスクリーンを装着

吐息のノイズが入りやすくなるので、ファータイプのウィンドスクリーンがオススメ!

ウィンドスクリーンは、サードパーティー製の10mmだとちょうどいい感じです。

出典:Amazon

SW-NS1の検証結果

DJI Mic 2にSW-NS1を装着
DJI Mic 2にSW NS1を装着

結果は、SW-NS1の3.5mmプラグはTRRS(4極)なので『×:使えませんでした』

TRRS(4極)-TRS(3極)変換ケーブルを中継して装着
TRRS4極 TRS3極変換ケーブルを中継して装着

しかし、TRRS(4極)-TRS(3極)変換ケーブルを接続することで問題なく使えるという結果に!

SW-NS1のケーブルは元々長めなので、変換ケーブルをかましてもそこまで気になることはありませんね。


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DJI Osmo Pocket 3をウェブカメラとして使う方法

Osmo Pocket 3はウェブカメラとして使える
Osmo Pocket 3をウェブカメラとして使うイメージ

DJI Osmo Pocket 3は、撮影だけでなくウェブカメラとしても活用できます!

DJI Osmo Pocket 3をウェブカメラとして使いたいという方向けに、【コスパに納得】ビジネスパーソンにおすすめ!DJI Osmo Pocket 3をウェブカメラで活用する方法!で詳しく解説しています。

Osmo Pocket 3をもっと便利で快適に使う方法

Osmo Pocket 3をLeashで持ち運び
Osmo Pocket 3にネックストラップを付けて持ち運ぶ

DJI Mic 2だけでなく、多様なアイテムをOsmo Pocket 3と組み合わせて使うともっと便利で快適になる可能性があります!

本記事でも少し触れたものもありますが、僕が使っている便利なアイテムについて【2023年版】DJI Osmo Pocket 3がもっと便利になるアイテム18選!でまとめております。

まとめ:外部マイクを接続するればDJI Mic 2の音声をもっとクリアにできる

今回は、『【2023年版】DJI Osmo Pocket 3ユーザー必見!DJI Mic 2の音質をよりクリアにできるマイク7選!』という記事を書きました。

DJI Mic 2Osmo Pocket 3本体よりもしっかりと音声を収録することができますが、外部マイクを使うことでよりクリアな音質にできる可能性があります。

僕が所有するマイクを色々と試してみましたが、『DJI Mic 2のトランスミッターのみ』『外部マイクあり』の違いがはっきりとわかりましたよ!

サードパーティー製のマイクを取り付けることが前提なので、互換性の有無や安定性などは試してみないと分からない点に注意が必要…。

でも、DJI Mic 2に対応する外部マイクを組み合わせることで、よりクリアな音質で収録したり会話ができるようになるでしょう!

以上、ハセブロでした。

最後までお読みいただきありがとうございました。


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